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最近pythonのパッケージ管理にryeを利用しているのですが、他のプロジェクトからライブラリをインストールするのにrequirements.txtから追加したかったので調べてみました。
先にひとこと: 2026年時点ではuvへの移行が推奨
本題に入る前に注意点を1つ。Ryeは2025年2月以降、開発が停止しています[1]。Astralは後継ツールである uv への移行を公式に案内していて、リポジトリも今後のセキュリティ更新を含めて新規対応は予定されていません。
新しいプロジェクトをこれから立ち上げるなら、最初から uv を選ぶ方が無難です。uv pip インターフェースを使えば、本記事と同じ感覚で requirements.txt を読み込めます。
uv venv
uv pip install -r requirements.txt
uv の全体像は別記事uvとは?Pythonのパッケージ管理を高速化する新世代ツール入門にまとめてあります。Ryeから乗り換える場合は、pyproject.toml の [tool.rye] セクションを [tool.uv] にリネームすればだいたい動きます[2]。
ただし既存のRyeプロジェクトをすぐ捨てられないケースもあります。その場合は引き続き、以下の手順で requirements.txt を読み込めます。
Rye環境でrequirements.txtを読み込む
Ryeで requirements.txt ファイルからパッケージをインストールするには、Ryeが生成する仮想環境をアクティベートして pip を使うのが一番素直です。
Ryeはvenvをラップしている形なので、中のvenvをそのまま叩く形になります。
venvのアクティベート
まず、venvをアクティベートします。
Mac/Linuxの場合
Ryeのvenvは .venv というディレクトリに入っているので下記の通り実行します。
source .venv/bin/activate
Windows (PowerShell) の場合
Windowsでもbash系のシェルを利用している場合は上記のMac/Linuxの項目を参照してください。
Ryeのvenvは .venv というディレクトリに入っているので下記の通り実行します。
.venv/Scripts/activate
これでvenvをactivateできました。
requirements.txtからのパッケージインストール
仮想環境がアクティベートされた状態で、pipを使用してrequirements.txtファイルからパッケージを一括インストールします。
pip install -r requirements.txt
この方法は、仮想環境内でパッケージを一括インストールするためのシンプルかつ効果的な方法です。手動で個別にインストールする手間を省くことができます。
公式に rye add -r requirements.txt のようなショートカットを用意する議論[3]もありましたが、Ryeの開発が停止した現在、この機能が追加される可能性はほぼなくなりました。pip install -r で読み込んだ後、依存をプロジェクトとして正式に管理したい場合は rye add <package> で pyproject.toml 側にも明示的に書き写しておくと、後でuvに移行するときに楽です。
まとめ
- Ryeで
requirements.txtを読むには.venvをアクティベートしてpip install -r requirements.txt - 新しいプロジェクトでは Rye ではなく uv を選ぶのが2026年時点での推奨
- 既存のRyeプロジェクトを移行する場合はuv入門記事と公式の移行ガイド[2:1]を参照
Migrating to uv - Rye (2026-05-26 アクセス) ↩︎
Migrating to uv - Rye (2026-05-26 アクセス) ↩︎ ↩︎
Support for installing from requirements.txt · Issue #191 · astral-sh/rye (2026-05-26 アクセス) ↩︎
