Galaxy Z Fold7の薄型軽量ケース選びで迷った末、PITAKAケースに決めた理由

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Galaxy Z Fold 7を無事予約したので、ケースを買おうと思ったのですが、思ったよりケース選びに迷いました。折りたたみスマホならではの悩みと、最終的にPITAKAケースを選んだ経緯をお伝えします。

Image from Gyazo

スマホリングもついでに買っちゃいましたが、今見るとセット買いした方が安かったみたいです...購入時に自動でセットにして欲しかった...

折りたたみスマホのケース選びは難しい

検討するまでわからなかったのですが、Galaxy Z Fold 7(折りたたみスマホ全般?)のケース選びは思ったより難しいです。

ケースの選択肢が少ない

そもそもケースの種類が圧倒的に少ないです。

通常のスマホなら数十種類から選べるのに、折りたたみスマホは対応メーカーが限られているため、「これだ!」と思えるベストな選択肢がなかなか見つからないです。

結果的に「消去法で選ぶ」ことになりがちで、妥協点を見つけるのに苦労します。

保護レベルをどこまで求めるか

Galaxy Z Fold 7 などの折りたたみスマホのケースには大きく3つのタイプがあります。

1. バックカバーのみ保護タイプ

  • 裏面(メインカメラ側)のみを保護
  • 軽量で操作性は抜群
  • メインディスプレイは無防備

2. 前面保護も含むタイプ

  • 内側の大画面にもカバーが付く
  • 画面への傷は防げるが、操作感が変わる可能性
  • 重量とサイズが増加

3. フルプロテクションタイプ

  • ヒンジ部分まで含めて全体を保護
  • 最高の安心感だが、大幅な重量増加
  • 折りたたみ機構への影響が心配

この3つのレベルから選ぶだけでも、普通のスマホでは考えなくて良い悩みが発生します。

薄さと軽さを最重視

まずは自分の使い方と折りたたみスマホの特性を考慮して、ケース選びの基本方針として薄さと軽さを最重要にすることに決めました。

なぜ薄さと軽さを最重視したのか

Galaxy Z Fold7の最大の進化ポイントは、前モデルから大幅に実現された薄型化と軽量化です。

本体重量215g、折りたたみ時8.9mm、展開時4.2mmという驚異的な薄さを、Samsungが技術の粋を集めて実現しくれました(Sペンという代償はありますが...)。

この最大の魅力を、重厚なケースで台無しにするのは本末転倒だと考えて「Z Fold7の薄さと軽さを最大限活かす」ことを最優先に、ケース選びを進めることにしました。

Samsung公式も方針転換!

実際にGalaxy Z Fold6までのSamsung公式ケースは、メインディスプレイも保護するフルカバータイプが標準でしたが、Galaxy Z Fold7からSamsung公式ケースも「バックカバーのみ」に変更されました。

これは明らかに、Samsung自身が「Z Fold7の薄さと軽さを最大限楽しむのが最適解」と判断した結果でしょう。メーカー公式がこの方針転換をしたことで、私の選択にも確信が持てました。

検討したケース候補

基本方針に基づいて、薄型・軽量ケースに絞って検討を開始しました。

Galaxy Z Fold7の薄型・軽量化を活かすケースを、重量・厚み・価格で比較してみました。

薄型・軽量ケース比較表

ケース 重量 厚み 価格 MagSafe対応 保護タイプ
Samsung公式 Carbon Shield 14g 10.2mm ¥17,160 前面保護
memumi アラミド繊維 18g 0.9cm ¥7,999 前面保護
PITAKA MagSafe対応 21-24g 0.96-1.15mm ¥8,999 バック保護のみ
Sisyphy MagSafe対応 18g 0.9mm ¥9,999 前面保護

Sumsung公式 Carbon Shield

https://www.youtube.com/watch?v=Cm8JxwHLgCs

Samsung公式のCarbon Shieldケースは、薄型・軽量化を追求したものの、前面保護があるため厚みが10.2mmと少し厚くなります。価格も高めで、MagSafe非対応です。

memumi アラミド繊維

https://www.youtube.com/watch?v=mtKjQpJjyFQ

memumiのケースはアラミド繊維を使用しており、非常に軽量で薄いですが、前面保護があるため厚みは0.9cmと少しあります。価格は少し安いですが、MagSafe非対応です。

PITAKA MagSafe対応 アラミド繊維

https://www.youtube.com/watch?v=_zwSNj_JMP0&t=581s

PITAKAのケースはMagSafe対応で、バック保護のみの設計です。重量は21-24gと少し重めですが、厚みは0.96-1.15mmと薄く、アラミド繊維を使用してます。価格も高くはありません。

Sisyphy MagSafe対応 アラミド繊維

こちらは動画見つかりませんでしたが、見た目はmemumiとPITAKAに似ています。

SisyphyのケースはMagSafe対応で、前面保護もありますが、厚みは0.9mmと薄く、価格は前二つより少し高いです。

この中から、私が最終的に選んだのはPITAKA MagSafe対応ケースです。

なぜPITAKAのケース(バック保護のみ)を選んだのか

薄型・軽量ケース4つを比較検討した結果、PITAKAケース(¥8,999)を選択しました。

理由は以下の通りです。

Magsafe対応であること

決め手はほぼこれですが、MagSafe対応であることです。

そもそもGalaxy Z Fold7を選んだ理由の一つが、大きなディスプレイで外出先で作業したいためでした。

特に外にいながらマルチウィンドウ+Claude Codeでコーディングすることです。

スタンドとキーボードで快適作業を夢見ていたので、Magsafe対応のケースは必須でした。

iPadでもできますが、持っていくのが面倒なので、折りたたみスマホでやりたいと考えていました。

また理想的にはスタンドやキーボードもポケッタブルなものを持ち歩いて、手ぶらでカフェやコワーキングスペースで作業したいと考えています。

また、ケースなし+直接Magsafeシールをつけることも検討しましたが、直接つけるぐらいなら軽いケースをつけた方が良いと考えました。

他のケースを買ってMagsafeシールを貼る手もありますが、元々Magsafe対応のPITAKAならシールの種類や位置を検討する手間が省けるので、今回はひとまずPITAKAのケースにしました。

Sysphyは選ばなかった理由

SisyphyもMagsafe対応ですが、聞いたことないブランドだったのとレビューに磁力の弱さの指摘があったので、MagSafe対応でも選びませんでした。

逆にPITAKAは多機種で実績があり、Magsafeアクセサリも売ってるので磁力の強さは信頼できると考えました。

バック保護のみで大丈夫か

バック保護のみでもいけると判断した大きな理由はSamsung公式の方針転換です。

Samsung公式もZ Fold7からバック保護のみに方針転換しているのでバッグ保護のみでも良いのでは?と考えました。

色々なガジェット情報をみた上であまり触れられていませんが、Galaxy Z Fold 7 は Corning Gorilla Class Ceramic 2 を採用しています。

そこそこメインディスプレイの耐久性は強いと考えました。

おそらく落下時の耐久性ならGorilla Armor 2 (Galaxy S25 Ultraで採用)や Gorilla Victus 2 (Galaxy Z Fold 6)よりも強いのではないかと思っています。

明確な比較情報は見つかりませんでしたが、Gorilla Armor 2は反射防止ガラスが売りであること、Gorilla Victus 2は2022年に登場した素材であることから、Gorilla Class Ceramic 2はそれらよりも落下の耐久性が高いと推測しています。

また極端なことを言えば、折りたたみスマホは特にヒンジ部分が弱点で、結局そこを保護できないと落としたらアウトなので保護しなくても一緒かかなと思ってます。(これをいったら元も子もないですが...)

使用用途から考えると良い

結局どれぐらい保護すべきかは使用用途によると思います。

私の場合、基本的には外出先で利用するといってもカフェやコワーキングスペース等で落とすような使い方はしないです。運動したり、山とか川とか壊れやすそうな場所にいくこともほぼなしです。

アクティブな使い方をする人は、もっと保護されたケースを選ぶ方が良いと思います。

ちなみにGalaxy Z Fold 7の色を黒にしたので、ケースも黒/グレーツイル柄にしました。

使っていくうちに微妙だったらケースなしにするかもしれませんが、しばらくはPITAKAケースで使っていきます。