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Logseqが好きだったけどVS Codeから離れるのが面倒で、「Copilot Agentを秘書にすればいいのでは?」と思いついて試してみたら、究極にシンプルなタスク管理システムができました。
きっかけ:Logseqが好きだったけど...
私はLogseqがすごく気に入ってました。特に:
- アウトライナー形式:箇条書きでどんどん書ける
- 時系列ログ:日付ベースで自然に整理される
- TODO管理:締切順に表示してくれる機能が便利
でも、VS Codeでプログラミングしてる時に「わざわざLogseqを開くのちょっと面倒だな...」と思うようになりました。
そこでVS Code内で同じような環境を作ろうとしたのですが、途中で気づいたんです。
「Copilot Chatがこんなに優秀なら、もう全部エージェントに任せちゃえばいいのでは?」
Copilot Agentを秘書にしよう
「本当にCopilot Agentは過去の会話を覚えているのか?」VS Codeの設定フォルダを調べてみると:
%APPDATA%\Code\User\globalStorage\github.copilot-chat\api.json
- ファイルサイズ:15MB(想像以上に大きい!)
- 内容:会話履歴がベクトル形式で保存されている
**Copilot Agentは確実に過去の会話を覚えています。**ただし、会話は要約されて保存されているため、詳細な情報は失われることがあります。
そこで、完全な会話記録用にlogsディレクトリも作成しました:
プロジェクト/
├── todo.md (← シンプルなタスク一覧)
├── logs/ (← 一言一句完全記録)
│ ├── 2025-06-30.md
│ └── ...
└── .github/copilot-instructions.md
運用方針:
- 人間の役割:最低限の情報だけ記録
- Copilot Agentの役割:詳細情報の記憶・整理・提案
- logsディレクトリ:重要な会話の完全記録
最終システム:TODO.md + Copilot Agent + logs
TODO.mdはこれだけ
## やることリスト(締切順)
- [ ] プレゼン資料作成 (2025/07/05)
- [ ] 新機能の設計書レビュー (2025/07/08)
- [ ] チームミーティングの準備 (2025/07/10)
## 完了済み
- [x] API仕様書更新 (2025/06/28)
- [x] データベース設計 (2025/06/29)
実際の使い方(これが最高に便利!)
ファイルを直接見るのではなく、全部Copilot Chatで聞くんです:
- 「今あるTODOってどれくらいありますか?」
- 「次のタスクは何をやればいいですか?」
- 「プレゼン資料の件、どんな内容だっけ?」
- 「明日締切のタスクありますか?」
- 「新しいタスク追加して:◯◯の調査 来週まで」
まるで秘書に話しかけるような感覚で使えるのが、今までのタスク管理ツールと全然違うところです。
使ってみた感想
良いところ
- 🚀 会話ベースが楽すぎる: ファイルを開かずに「今何やればいい?」で済む
- 📱 秘書感覚: 「あのタスクの詳細教えて」で思い出してくれる
- 🤖 メンテ不要: 更新や整理をCopilotが勝手にやってくれる
- ⚡ シンプル: TODO.md一つしかないから迷わない
Logseqと比べてどう?
- ✅ アクセスしやすさ: VS Code開いてるからすぐ使える
- ✅ 自然な対話: 「次何やろう?」みたいに気軽に聞ける
- ✅ 記憶力: 過去の詳細をちゃんと覚えてる
- ✅ 完全記録: logsで重要な会話は一言一句保存
複雑なタスク管理ツールに疲れた人、LogseqやNotionから移行を考えている人は、ぜひ試してみてください!